私が万年筆を使い始めたのは、今は亡き祖母から高校生の時に就職先の内定をもらった18歳の時、就職祝いとして万年筆を貰ったことがきっかけでした。祖母から万年筆を貰うまではボールペンとシャープペン、鉛筆、マジックしか使ったことのない生活でしたが、祖母から万年筆を貰たことをきっかけに日常的に万年筆を使うようになりました。日常的に万年筆を使っていると、今まで何も思わず使っていたボールペンだと書きにくさを感じるようになり、万年筆を使い始めてから5年以上が経ちますが未だに様々な万年筆を使っています。祖母から貰った万年筆は使い込み過ぎてしまい外見が酷くボロボロになってしまっているのでインクは補充せず、自宅に保管しています。ちなみに私が万年筆を好きになった理由は、今は亡き祖母から貰ったこともそうですが、万年筆の種類によってインクの出方や太さ、自分に合っている万年筆を見つけられた時の感動など、万年筆1本でその時に合ったシチュエーションごとに使い分けることができ、1本1本感動が違う部分が私は万年筆の好きなところです。万年筆を使い始めて5年以上になる私ですが、私が今まで使ってきた万年筆の中でもお薦めの万年筆ベスト10ランキングをご紹介します。
目 次
日本の万年筆ベスト10
プラチナ万年筆の“バランス PLATINUM“ 価格は3240円と「ボールペンにしてはちょっと高いな…」と思ってしまう価格ですが、万年筆はインクの補充ができるだけでなく、1本持っておけば壊れるまで使用できるので“一生もん“と思えばそれほど高価な万年筆ではないと思います。ちなみに、この万年筆の補充方法はカートリッジとコンバーターの両用式でどちらのインク補充方法でも可能なためインクが手に入りやすいです。そしてペン先はステンレス金メッキ仕上げで“細字“になります。学校や職場で細かいところに文字を書く機会が多い方にはおすすめの万年筆になります。この万年筆は色が豊富で、グリーン・ブラック・ブルー・ワインレッドの4色展開になっているので男女に関係なくおすすめできるお洒落な万年筆です。
日本の万年筆ベスト9
PILOTの“COCOON“ 価格は3240円で、ペン先は特殊合金になっています。ちなみに太さは細字になります。この万年筆は2013年に“グッドデザイン賞“という賞を授賞したほどデザインが良く、20代~30代に向けられて作られた万年筆でもあります。そのため万年筆特有の高級感はあまりありませんが、お洒落なデザインなので学生さんやいつも胸ポケットにペンを入れている20代~30代の看護婦さんや介護士さんにピッタリな万年筆です。また、重量が軽すぎず、重すぎずなので手に馴染むのが早く、普段からよく字を書く方にもおすすめの万年筆になります。この万年筆のインクの補充方法はカートリッジとコンバーターの両用式です。
日本の万年筆ベスト8
PILOTの“カブェリエ“価格は3240円で、ペン先は特殊合金です。男性より女性にお薦めの万年筆になります。その理由としてはスリムなデザインということと、万年筆の大きさが14cmと少し短めのため男性の手よりも、女性の手の方がフィットしやすい万年筆だからです。そして書き味は“硬め“のため、「1文字1文字しっかりと字を書きたい!」と思っている方にはとてもピッタリな万年筆で、太さは細字になります。書き味は硬めで、太さは細字なので日記や大事な書類への書き込み等に適している万年筆です。
日本の万年筆ベスト7
レクル万年筆の“パワーストーンカラーセーラー“ 価格は3240円で、ペン先はステンレスになります。インクの補充方法はカートリッジとコンバーターの両用式です。この万年筆は個人的に「大切な時に使いたい」と思える万年筆なので、気分が下がりやすい方や、占いやゲン担ぎ等を信じる方にお薦めしたい万年筆です。こうした方たちにお薦めしたい理由しては、この万年筆は名前の通り“パワーストーン“をイメージしてデザインされた万年筆なのです。そのため占いやゲン担ぎ等を信じる方たちにお薦めになります。もちろん見た目が可愛いだけではなく、書きやすさもあり、太さは中細なのでシーンを選ぶことなく普段遣いしやすい万年筆です。ちなみに、パワーストーンをイメージしてあるだあってカラー展開も豊富で、ガーネット・パール・ラピスラズリ・ローズクォーツ・黒水晶の5色もあります。私は初めてこの万年筆を購入したのはネット通販からだったのですが、色の名前が独特なので実際の色が想像できずなんとなくの雰囲気で買ってしまいました。その結果手元に届いたときはちょっとガッカリしてしまう結果に。なので2本目は店頭に足を運び、自分の目でしっかりと見てから購入したので今でもお気に入りの1本として使っています。
日本の万年筆ベスト6
OTHOの“Proud万年筆“ 価格は万年筆にしてはかなり安価な1475円です。ペン先はスチールで、インクの補充方法はカートリッジ式の1つしかないため、この万年筆が気に入った場合は、購入する前にカートリッジ式のインクの販売場所を把握しておくといいです。購入前にインクの販売場所を把握しておかないとインクがなくなってしまった時に補充できないなんてこともあります。この万年筆はかなり安価ですが、老舗文房具店が手掛けているものなのでただ安価なだけではなく安心して使える万年筆になります。また、万年筆には珍しい“ラバーグリップ“なので長時間使用しても手が疲れにくく、また痛くなりにくいので長時間文字を書かなくてはならない時や、手書きでの書類作成時などが多い方にお薦めの万年筆になります。デザインの色はグレーの1色なので色選びで迷うことはりませんんが、シルバーに近いグレーなので使用する人を選ばない優れたカラーになります。ちなみに太さは中字なので細かい場所への文字書きには向いていない万年筆ですが、中字なので見やすい文字を書くことができます。
日本の万年筆ベスト5
セーラー万年筆の“ハイエースネオクリア万年筆“ 価格は1080円と学生にはかなり手の届きやすい価格です。ペン先はステンレスで、インクの補充方法はカートリッジとコンバーターの両用式です。この万年筆はペン軸が透明になっているのでインクの量が見えるため普段使いとして万年筆を使用したい方や、文字をたくさん書く方にお薦めの万年筆になります。一般的な万年筆はペン軸が隠されているため、文字を書いている時に「なんだかインクの出が悪いな」となってからインクがないことに気がついたり、もう出てこないほど少量のインクしか残っていなかったりします。こうした場合今すぐ使いたい状況なのに今すぐに使えないということになります。それではやりたいことも進まず、イライラしてしまいます。ですがペン軸が透明になっていることで残りのインクを知ることができたり、インクの補充の準備をすることだってできるので常に快適な状態で万年筆を使用することができます。ちなみに太さは細字なので細かい場所にも文字を書くことができます。
日本の万年筆ベスト4
OTHOの“F-Lapa 価格は1080円とかなり安価な万年筆です。ペン先はスチールで、インクの補充方法はカートリッジ式になります。この万年筆は1080円とかなり安価ですが、見た目はお値段以上のデザインになっているので万年筆をこれから購入したいと思っている方には手の届きやすいものだと思います。カラーはシルバーとブラックの2色展開ですが、シンプルなカラーなので男女問わず使いやすいです。ちなみに、太さは太字なので“万年筆“というより、“ボールペン“といった文字の太さになります。太字なのでペン先が太く安定感があるためスラスラと書けるだけではなくなめらかにペンを動かすことができます、何年も万年筆を使っている方より、万年筆初心者の方にかなりお薦めの万年筆です。
日本の万年筆ベスト3
LAMYの“サファリ“ 価格は4320円と万年筆初心者の方にはちょっと手が出しにくい万年筆になりますが、この万年筆は世界中で人気のあるもので、握りやすいように持ち手の部分にくぼみのあるデザインになっています。文字をたくさん書く方からすると“疲れにくさ“は重要になってきます。文字をたくさん書かない方であればこの万年筆でなくてもいいと思います。書きやすさ、疲れにくさはもちろん、この万年筆は極細字・細字・中字と太さを選べるので3本持っておけばシーンに合わせて対応することができます。ちなみにペン先はスチールで、インクの補充方法はカートリッジとコンバーダーの両用式です。
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日本の万年筆ベスト2
PILOTの“kakuno“ 価格は1080円で、ペン先は特殊合金、インクの補充方法はカートリッジとコンバーターの両用式です。この万年筆は2014年にグッドデザイン賞の“キッズデザイン賞“として受賞されているもので、ペン先にはニコニコの笑顔マークが書かれている非常にキュートな万年筆です。子供向けでもあり、キュートな万年筆でもあるため断然女性向けの万年筆です。大人の私がどうして子供向けに作られたこの万年筆が気にいっているのかというと、可愛いデザインなのはもちろん、持ち手部分が六角形になっているからです。六角形になっていることで常に万年筆を正しく持つことができ、長時間文字を書いていてもあまり疲れないことからお薦めしたい万年筆になりました。また、デザインが可愛いだけではなく、インクの補充方法がカートリッジ式なのでインクの補充やお手入れも簡単なところがお気に入りです。面倒くさがりな方や、長時間文字を書く方、正しい持ち方ではない方にお薦めの万年筆です。
日本の万年筆ベスト1
PLATINUMの“preppy万年筆”価格は216円と万年筆とは思えないびっくり価格です。ペン先はステンレスで、インクの補充方法はカートリッジになります。私がこの万年筆をお薦めしたい理由としては何といっても価格です私が自分で初めて購入した万年筆がこの万年筆でした。この万年筆はただ安価というだけではなく、書き味はかなりなめらかで、インクの乾燥を防ぐために“スリップシール機構“という作りになっています。なので長時間この万年筆を使用していてもインクが乾くことはなく、常になめらかな状態で文字を書くことができます。また、インクが乾きにくいということで文字の書き始めからしっかりとインクが出るので急いでメモを取らなくてはならない時や、失敗できない書類等に文字を書く時にもかなり重宝しています。ちなみに太さは中字なので細かい文字などを書くのには適していませんが、一般的な書類等のであれば問題なく文字を書くことができます。この万年筆は安価なので学生さんや万年筆初心者さんだけではなく、「万年筆は高級感がないと…」と思っている方にも1度は使ってほしいお薦めの万年筆になります。