今日の日本や世界の万年筆の大元を作ったと言っても過言ではないウオーターマン万年筆（モーターマンではありません・・爆）。創業者が保険の外交員をしていた時に大口の契約が決まり契約書にサインを記入した際に折角新品のペンを準備したのにもかかわらずインクが漏れて契約者に染みを作ってしまいすぐさま新しい契約書を取り交わそうと準備している間にライバル会社に契約を取られてしまい苦心が水の泡に。その苦い経験から世界で初めての毛細管現象をペン先へインクを送る為の機能として採用したのをはじめ、クリップ付のキャップやインク漏れ防止機能など日本や世界のメーカーでも採用している機能を次々と開発して行きました。


アメリカで創業したウオーターマンですが１９２６年に本社をパリへ移転、さらに１９５４年にはアメリカ国内にあった工場全てをフランスへ移転、７０年代に入ると著名なデザイナーを起用し、今日ではデザイナーやイラストレーター等のさまざまなコラボレーションに注力し常に新しい素材・カラーリング・デザイン・スタイルに挑戦するなど今や世界でも有数の万年筆を初めとする筆記具メーカーに成長しています。


製品のラインナップは多数ありますが中でもエキスパートは初心者でも愛好家の方でも自在に使える万年筆です。美とアートの国、フランスだけにデザインや色彩がどの製品を見ても素晴らしく一見の価値があります。


(インクの種類）染料インク

インクの種類と特徴についてはこちらをご参照下さい。

(インクの充填方法）吸入式・両用式

インクの充填方法についてはこちらをご参照下さい。