(歴史)
１９２５年にイタリア・ボローニャでアルマンド・シモーニによって創業。社名は当時の社名アルマンド・シモーニ工房の頭文字を取ったもの。

(コンセプト）
「ペンは書く喜びを与えるものでなければならない」とシモーニ氏の思想からペンの性能はもとより均整の取れたペン本体の造形美を追及し続け１９３０年代に古代ギリシャ建築の円柱から発想した１２面体の軸を製造。さらに本体軸には当時理想的な素材とされたセルロイドを使用し膨張する性質を独自のアイディアで克服するなど製造工程の改良にも力を注いだ。
このシモーニの時に培われた「デザイン」「手作り」「貴重な素材」「革新性」の四つの価値を、今日まで尊重し続けているメーカーで特にセルロイド軸の細工は見事である。
本体軸にはこの他、コットンレジン・天然木・チタンを使用。ペン先は１４と１８金を採用。ペン芯には「最高のインクフローを実現するために」エポナイト製を採用。同社の伝統でもある１２面体軸は現在も健在で１９９６年には正三角形の軸（３６０・・スリーシックスティー）も新たに加わった。


(製品一覧)
首軸に金属を採用した太軸「バラゴン」とコットンレジンやセルロイドを使用した細軸「ミロード」の２種類をラインナップ。現行モデルでは「アルテイタリアーナ　コレクション」が日本でも発売されている。最近では世界限定品として「エクストラルーセンス」が発売されました。

(インクの種類）染料インク

インクの種類と特徴についてはこちらをご参照下さい。

(インクの充填方法）吸入式・両用式

インクの充填方法についてはこちらをご参照下さい。